えごま油の素朴な疑問・質問 Q&A (4) [健康と食習慣]

市販のえごま油には、酸化防止剤など添加物が成分表示に含まれている商品もあります。アレルギーのある子供がいますが、大丈夫なのでしょうか?】(東京都町田市 女性Fさん)


[ひらめき]

健康のために、えごま油をお求めになる消費者の方々にとりましては、化学薬品等の添加物の含有表示は、大変気になるものです。

特に、アトピーやアレルギーをお持ちのお子さんに与えて良いものか、せっかくアトピーエイド商品として、ないしはアレルゲンのない代用油として買い求めても、添加物そのものに疑問符が付くのは当然です。

やはり、えごま油には無添加品がお薦めです。
成分表示をしっかり確認してから購入したいものです。


結論はそういうことです。
では、なぜ添加物を加えた、えごま商品が存在しているのでしょうか?

成分表示に書かれているのは、大まかに3種類に分類できます。

まず、酸化防止剤です。ビタミンCやトコフェロールと呼ばれる化学添加剤です。
ビタミンCはL-アスコルビン酸という成分です。トコフェロールはビタミンEとも表示されることがあります。
次が、だぶりますが、日持ち剤としてもビタミンC類は、食品添加物として使用されます。

ビタミンCやビタミンEであれば、一見身体に良さそうに感じます。
しかし、いずれも天然由来の薬剤ではなく、安価に工場で化学合成されたものです。
製造過程での不純物(重金属など)も多く含むのです。

もう1種が増量剤です。
ある種の嵩増しのために加えられるもの、例えばゴマ油など別種の食物油などです。
また、発酵を押さえるために食品に使われ、消泡剤としても使用されるシリコーン(ポリジメチルシロキサン)なども添加されることがあります。それから乳化剤というものも。

こうした化学添加物は、本来純搾りえごま油であれば、賞味期限次第(1年程度)では、まったく不要なものです。

えごま油は、実は「ルテオリン」というセリやセロリ、春菊、ピーマンなどのハーブ系野菜にも含まれているフラボノイド系の強力な抗酸化成分を含有しています。その効果は、ビタミン類の抗酸化力よりも勝ります。


やはり、うがった見方をするなら、抗酸化剤や日持ち安定剤やシリコーン、乳化剤などなど、様々な化学添加剤は、成分表示を見ただけでは、どの位の分量が添加されているのかも不明ですが、ただただ増量剤的意味合いが強いのかもしれませんね。

嵩増しで、アレルゲンを含むゴマ油を添加されたのでは、たまったものではありません。
えごま油に含まれる主成分のα-リノレン酸が50%前後しか表示していない商品も、嵩増しを疑うべきだと考えます。

それもこれも、添加する理由は、日持ちや嵩増しが目的ですが、もう一つの大きな理由は、別にあるようにおもわれます。

それは、えごま油が、効能の割に希少な油で、かつ市場では高価な部類の食用油だからではないでしょうか。
身体に良い油ですから、なるべく高品質品を安価に提供できれば、と願わずにはいられません。


もっと、えごま油商品の詳細が知りたい方は、サンマザーのURLへ。   http://www.sunmother.net/

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。